プロフィール作成の基本にある大切な2つのこと。

プロフィール作成コーチングのすぎもとかおるです。

プロフィールコーチングで大切にしている基本的なふたつのこと。

についてお話ししたいと思います。

ひとつめ。

菊作り 菊見るときは 陰の人

菊作り 咲きそろう日は 陰の人

これは、結婚式の披露宴のスピーチで新婦側の両親に贈られる、引用される句として聞いたこと、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

吉川英治さんの句だと言われています。
元々は吉川英治が菊人形を見に行った時に、菊作りの老職人に贈った句だと言われているそうです。
あるサイトからの引用です。
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菊人形がうまくできたかどうか、心配であったが、吉川英治が菊人形を観て褒め称えた。 その様を陰に隠れて観ていた菊人形師が涙したという。
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ふたつめ。
この言葉を読んでいただきたいと思います。
先ほど書いた句とは一見、対照的な言葉です。
江戸時代の学者「細井平州」(米沢藩の藩政改革で知られる上杉鷹山の師)が次のように述べています。

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「総じて人を取り育て申す気持ちは、菊好きの菊を作り候様にはいたすまじき儀にて、早く小の菜大根を作り候様にいたすべき事に御座候。」
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これは、簡単に説明すると「子どもを教育するときに「菊好きの菊作り」のようにしてはだめで、「百姓の菜大根を作る」ようにしなければならないという意味です。

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「菊好きの菊を作り候は、花形見事に揃い候菊ばかりを咲かせ申したく、多く枝をもぎ取り多数の蕾を摘み捨て、伸びたる勢いを縮め、わが好み通りに咲くまじき花は、花壇の中に一本も立たつぼみつみすてせ申さず候。 百姓の菜大根を作り候は、一本一株も大切に致し、大小不揃いでも総じて食用にたて申すことに御座候。」

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「菊好きの菊作り」は、作り手の思い通りにしようと手を加える。
蕾を捨てたり、伸びようとする勢いを縮めたりします。
でも「百姓の菜大根作り」は、大小不揃いでも一本一株を大切に育てる、というものです。

この一見矛盾するふたつの言葉を何度も読むと、私はどちらもプロフィールコーチングに必要なことを表していると思うのです。

それは、どういう意味かと言うと。

コーチングで引き出すことは、その人のかけがえのない歴史。
ひとつひとつが大切な今の自分につながるエピソードです。
どれも無駄なことではなく、百姓の菜・大根のようにどんな株も捨てることなく最後まで生かす。

そうやって引き出したことをプロフィールと言う文章にまとめるときには、すべて生かしながら、菊作りのように読みやすく、読み手に伝わるよう整えていく。

そこまでして完成したプロフィールは、菊作りと大根、菜の育て方が融合したひとつの完成品になるのです。

コーチの私は、プロフィール作成をお手伝いしたクライアント様の成功を陰でそっと応援し、その成功に涙する。(菊人形師=陰の人=プロフィール作成をお手伝いさせていただいた私)
そんなふうにありたいなと思っています。

これまでたくさんの方のプロフィールづくりのお手伝いをしてきました。

そんな中、「私統一感がないのです」 「いろいろやっていてバラバラな感じがします」 とおっしゃる方も多いです。

でも、お話を伺っていくと、私にはひとつの歩んできた道のりが見えるように、お一人お一人の「歴史」を感じます。

そこには、たったひとつのキーワード(プロフィールコーチングで言うとラポールワード)が誰でも必ずあるのです。

そのラポールワードですべてがつながり、プロフィールと言うかたちになっていくのです。

あなたの心と言葉に橋を架けて、たったひとつのプロフィールを一緒に作りましょう。
ご興味ある方はお問い合わせください。

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プロフィールコーチング・コピーライター すぎもとかおる

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