コラボする際に気を付けたい「友達」と「ビジネスパートナー」の境界線

プロフィールコーチング®のすぎもとかおるです。

起業すると一人で何かをすることもすごく大切ですが、コラボをすることもありますね。

コラボは、お互いにないものを補い合ったりすることでの相乗効果もあれば、ちょっとしたモヤモヤなども少なからず発生することもあります。

でも、ちょっとしたことに気を付けておくと、後でモヤモヤしたり、嫌な気持ちになったりすることが減ります。

「誰と」を優先するか?「何を」を優先するか?

「誰と」はとても重要です。

でも「何を」コラボでやるのかも非常に大事。

ただ、出発点が違うと、思わぬトラブルやモヤモヤを味わうことになりかねません。

主に女性は「仲が良いからあの人とコラボしたい!」という思いから
あるいは、おしゃべりの延長戦で盛り上がって
「コラボしようよ~!」という流れになり、
「誰と」に友達や仲が良い人という視点を優先する傾向はないでしょうか?

私は子供が小さい時の遊び方のパターンを見ていて、性別の差というのがあるなぁと感じたことを思い出します。

女子は、仲の良いお友達と一緒に行動して「何して遊ぶ?」と言っていることが多いようでした。
遊びたいことに集まるというよりは、仲の良い同士で遊ぶことを決めるみたいな感じです。
私もこのパターンで遊んでいた記憶があります。

反対に男子は例えばサッカーをし始めるとどこからともなく集まって来て遊びが始まったり、
「サッカーやろうぜ!」と言って集まってきた子たちと遊んでいることが多いのです。

なので、固定して仲が良いということがあるにはあっても、変動型で日々遊ぶ友達も違っていて、だからと言ってお互いに束縛し合わないということが多いような気がします。

私は姉妹でしたので、いわゆる女子の世界しか知りませんでした。

だから、自分の子供たち(男子)があっさりと
「今日はあいつとは遊ばないで、〇〇をしたいからあっちに行くんだ」
と言っているのを聞いて
「そんなものなんだ」
と心配半分、安心半分。

男子のあっさりした付き合い方が反面うらやましいとも思いました。

これをビジネスに置き換えたらどうでしょうか?

①仲の良い人と組んで「なにかやろうよ」と言って始めること

②「こういう目的で協力し合おう」と思ってそれに合う人に声をかけること

この二つでは、「コラボをする」ということでは共通していても、スタートが違いますね。

もちろん、仲が良くて目的に合った人とのコラボが一番理想的!

これまでいろんなケースを見てきましたし、私自身も経験してきましたが、仕事に置いて言えば、
「仲良しチームで話が盛り上がって何かやる」
というスタートよりも
「目的があって集まったほうがうまく行く」ような気がします。

仲良しチームだからこそ、目的を同じくすれば何倍も成果が出る!ということもあります。

仲が良くて阿吽の呼吸だからこそ、お互いにすごく良い仕事が出来る!
同じところを目指して気持ちを同じくできる!

というのは大切にしたい究極のところですよね。

でも考えてみれば、そもそも、仲が良い=目的が一緒とも限りません。

逆に、目的が一緒=仲が良いとも限りません。

よく、人気のお笑いコンビは、プライベートは全く別々。

特に仲が良いわけではないということが言われていますね。

これを一般的にあまり良く思わないというか、「プライベートでも仲が良いと思っていた」という前提があるから、ちょっとネガティブにとらえるようなところがあります。

でも、これは悪いことではないのではないかな?と思います。

いわゆる男の子の遊びで言うようなパターンですね。

目的が先行しているのです。

仕事として割り切って付き合っている。

だから長続きしているということもあるはずです。

仲が良いから何かを一緒にやるという「だけ」のスタートは、女の子の遊び方に似ています。

友達と一緒に仕事をすることですごくうまく行くこともありますが、仕事は一緒にしないほうがその友情が保てることもあるのです。

恋人や夫婦がビジネスパートナーとしてうまく行くこともあれば、恋人は恋人、夫婦は夫婦、ビジネスパートナーはパートナーと分けていることでうまく行っていることもあります。

結局は、どちらが良いとか悪いとか、正しいとか間違っているということもありません。

そのどちらかは、お互いの関係性でわかってきたり、お互いのコミュニケーションで確認しておくことが大切。

一番良くないのは、目的もあいまいで境界線が引けていないこと。

逆説的に言えば、目的がなくやったら間違いなくビジネスとしては失敗します。

確認し合っていないことから来るモヤモヤです。

結局のところ、お互いに、友情と仕事のスイッチを切り替えたらすべてはうまく行くような気がしています。

私はビジネスパートナーやお仕事をご一緒する方と「今日は仕事の話なしで!」とランチすることもありますし、遊びに行くこともあります。

講師という立場と離れて、関わってくださる方とプライベートで出かけることもあります。

そういうとき、自分の中ではビジネスモードはちょっとお休みしています。

でも仕事モードになる時は、やはり意識も言葉遣いも変えています。

一番いけないのが

「友達だから仕事のことも私がこうしたいと思っていることもわかってくれていると思っていたのに!」

「友達だからお互いにメリットがあるようにという話だったのに、あの子ばかり得している!」

みたいに思ってしまうこと。

だとしたらそれを回避することをしっかりとすれば良いですよね。

きちんとコミュニケーションを取ってお互いの意思疎通をする。

特にお金に関することは要注意!

きちんと契約書や覚書を作っておく。

お金に関することは親しき仲に礼儀ありです。

これだけでも、意識が変わりますし、「言った」「言わない」にはなりません。

こういう風にしてくれるだろうという「思い込み」や相手が察してくれているだろうという「前提」があってそこからずれてしまうと、トラブルのもとになってしまうことが多いのです。

だろうだろうが事故のもと

昔、こんな交通標語がありました。

してくれるだろうという勝手な想像や思い込みは後々トラブルになりかねません。

伝わる言葉で伝える努力をしてこそ、友情も育むことが出来ますし、仕事もどんどん形になっていく。

単なる仲良しチームではなく、本当の意味で信頼できる仕事仲間としてお互いに成長していけるような友情や目的から始まったけれど腹を割って話せる友人になっていけたらいいですね。

コラボするときに気を付けたいことのまとめ

・お互いに友情と仕事の境界線をしっかりと引くこと。

・友情と仕事のスイッチを切り替えること。

・だろうだろうが事故のもと。

・文書などで約束事を明確にしておくこと。

 

コラボを気持ち良く行い、ビジネスの発展に活かせたらいいですね。

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