それは誰のための質問ですか?

コーチングというと「質問されるんでしょう?」とおっしゃる方もまだまだ多いと感じているのですが、当然のことながらコーチング=質問「だけ」ではありません。

今日は、「それ、誰のための質問?」ということについて考えてみたいと思います。

前提として傾聴することは必須ですし、質問ばかりするのではなく、様々なスキルを用いてその人のお話を引き出していきます。

でも、もしかしたら質問されることに抵抗のある場合、言いたくないことも言わされるのでは?と思っていることも多いかもしれませんね。

尋問(取り調べ)のようなイメージを持っているのかもしれません。

実際に私自身がコーチングやキャリアコンサルティングをするときに、絶対にブレてはいけないと思っているのは、

「誰のための質問なのか?」

ということです。

そして重要なのは「誰のために聞いているのか?」です。
聞きたいことを自分の興味のままに聞くのは自分のための質問です。

代弁して聞いているかもしれないけれど、聞きたいことを聞いているのは例えば芸能レポーターのようなイメージ。
(レポーターさんを悪く言っているのではないです、あしからず)

ただ、そういう質問の仕方だと、受取手は「根掘り葉掘り聞かれた」と感じることもあります。

芸能人がちょっと不機嫌になったり、答えずにスルーするのもわかる気がしますよね。

反対に相手にとって気づきや発見につながる質問は相手のための質問です。

インタビューや対談ですと、一方的ではなく、受け止めたり、共感しながら聞いているので同じように代弁して聴いているのであっても、根掘り葉掘り感はないわけです。

同じように聞いたり、質問しているのですが、その差はとても大きいですね。

また、人の話にすり替えて「こういうことを聞きたい人もいるかと思って」と濁しながら、自分の聞きたいことを聞くこともありますが、本当の意味でそれは相手のための質問ではない場合もあります。

そんな風に聞かれた時はなんとなくわかるもの。

私は「この人は本当は自分がこのことを聞きたいんだろうけれど、直接的に聞くと悪いな~と思って濁しているんだろうな」と受け止めたうえで答えることにしています。

そうすることで、「根掘り葉掘り聞かれても私は私の答えを言おう」という前提が出来るので巻き込まれてしまった、モヤモヤするという感覚は薄らぎます。

雑談でしたら、こういうことはすべて無視して会話を楽しめが良いのですが、仕事上人の話を聞くときには、自分の意図も自覚しながら、相手が快く話してくれるような聴き方が出来るといいですね。

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