触れることは愛すること

プロフィールコーチング®のすぎもとかおるです。

2月28日に魔女ラボ主催セミナー、山口創先生による「手の治癒力・心のセラピー」に参加してきました。
ちなみに私はアロマアナリーゼをさせていただいていますので魔女ラボメンバーです♪

先生の著書である「子どもの肌は脳にある」を10年くらい前に知り、触れることの大切さを自分で認識するために、そしてアロマコーディネーターライセンス対応講座でのトリートメント実習などの時に参考になる本として紹介してきました。

なので、とても楽しみであっという間に満席になるプラチナチケットでもありました。

先生のお話の中でとても印象的だったのは、「身心一如」という言葉です。

通常、心身と書くことが多いと思うのですが、「体が先」だということです。

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仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということ。
▽「身心」はからだと心。「心身」とも書く。「一如」は真理はただ一つである意。「一」は不二、「如」は不異の意。異ならないこと。「心」は「しん」とも読む。
出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)
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心と体はつながっている。
そして体が合って心がある。

この原則を思い出すことがとても大切だと。

現代では心ばかりに、逆に体ばかりをフォーカス廃り、クローズアップすることが多いのでは?というお話もされていました。

もっと体にフォーカスして、体から心を見てみようというアプローチは、トリートメントを行うセラピストとしても忘れてはいけないところでもあります。

そして、山口先生はMrオキシトシンと呼ばれているオキシトシンの研究ではとても有名な先生です。

オキシトシンとは、ホルモンの一種で別名「幸せホルモン」「愛情ホルモン」とも言われています。

ストレスを緩和して、幸福感をアップさせるとも言われています。

そして、これは主に触れることで分泌されますが、寄り添うだけでも良いそうです。

日常的に、家族の団らんや女子会、居酒屋で飲むなどを行っているのは、人はこうしたことでストレスを緩和して、オキシトシンを分泌させることを本能的に知っているからなのかもということです。

(分娩の時にも分泌され、子宮を収縮させる作用もあるので、妊婦さんへのトリートメントは、どんな時もそうですが、注意をしたほうが良いということです)

そして、五感の中でも触覚が一番最初に発達し、その次に嗅覚、味覚、聴覚、視覚と発達し、衰えていくのはこの逆で、嗅覚と触覚は衰えないのだとか。

魔女ラボの所長でもあるふじわらあやこさんのblogにもこのようなことが書いてあります。

思いを込めたトリートメントでは愛情が伝わり、ニュートラルに触れることでその人のが得たい感情を得ることができるという驚きの結果。

私がサロンでトリートメントさせていただくときにも、子育て支援やイベント出展でハンドトリートメントをさせていただくときにも、どちらかというと思いを込めるというよりは、自分がいかにニュートラルに施術が出来るかが大切では?と考えていました。

でも、時には「頑張ってね」とか「ありがとう」という気持ちで施術することもあります。

これはどちらが正しいとか良いとかではなく、そういう結果が得られることを知っておくことは、有益だと思います。

もっといろんなシェアしたいお話があるのですが、

懇親会でご一緒したセラピストの青野さんが素敵にとても詳細にセミナーの内容をまとめてくださっています。

 

本にサインをしていただいたのですが、山口先生の言葉、心に沁みます。

セラピストとして歩んできた15年、コーチとして歩んできた5年を振り返り、また新たな気持ちで仕事をしていこうと思った1日でした。

こんなにたくさんのセラピストさんや医療関係の方が集まったセミナーでした。

魔女ラボのセミナー実行委員の方たちの素敵なお仕事ぶりを間近で拝見して、私もますます頑張ろうと思います。

 

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