発信する時に意識したい世阿弥の言葉「離見の見」

軸を価値に変えて魅力が伝わるプロフィールの作り方のすぎもとかおるです。

富士山はいつでも美しいですが、私は5月の富士山が一番好きです。

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先日、こんな写真が撮れました。

今、プロフィールコーチングの新たなツールを製作中です。

その資料集めに20年前に読んだ本を今少しずつ読み返しているのですが、
20代の時に読んだときのとらえ方と
40代になった今読んだ時の感じ方の違いが面白くて
新たな視点で読む楽しさを味わっています。

そこで本に書いてあって印象に残った世阿弥の言葉をご紹介しますね。

世阿弥は、500年以上前の猿楽師であり
能についての書物も残しています。

「風姿花伝」と言えば、誰もがわかると思います。

その世阿弥が花鏡という書物の中に

=======

また舞に、目前心後といふことあり。
目を前に見て、心を後ろに置け」となり。
見所より見る所の風姿は、我が離見なり。
しかればわが眼の見るところは、我見なり。
離見の見にはあらず。
離見の見にて見るところは、すなはち見所同心の見なり。

その時は、我が姿を見得するなり。
後ろ姿を覚えねば、姿の俗なるところをわきまえず。
さるほどに離見の見にて見所同見となりて、
不及目(ふぎょうもく)の身所まで見智して、
五体相応の幽姿をなすべし。
これすなわち、「心を後ろに置く」にてあらずや。

=======

という文章を残しています。

この中に出て来る

「離見の見」

は、

★★★
自分の見る目が観客の見る目と一致することが重要である
★★★

という教えであると解釈されています。

もう少しわかりやすく解説すると

役者には

「我見」自分が舞台からお客様を見る目

「離見」お客様が舞台の自分を見る目

「離見の見」お客様が自分を見ているところを見る目

の3つの視点を意識することが「良い演技」には大切だという教えを説いています。

実際にはお客様が自分を見ているところを自分自身で見ることは出来ません。

ですが、自分がどうみられているかをきちんと把握して
表現することに気を配ることは出来ますよね。

これをビジネスに置き換えて考えてみても
同じことが言えるのではないでしょうか?

「我見」
セミナーでお話すること
SNSで情報発信すること

ここだけで満足して終わると
自己満足の世界になってしまう可能性もあります。

「離見」
セミナー受講している人から見た自分
SNSで発信したものを不特定多数の人に読まれている状態

でも、これは自分で知ろうとしない限り
お客様からのフィードバックがない限り
お客様が感じたことを
自分で知ることも出来ませんし、活かすことは出来ません。

「離見の見」
例えばお客様に向かって話している自分がお客様からどう見えているのか?
講座でを講義をしている自分が参加者からどう見られているか?
それ(自分が表現したいことと参加者が受け取ること)が一致しているか?

を常に意識することが大切だということです。

今は、
セミナーで話している自分をビデオで撮って見ること
お客様の声やアンケートをチェックすること
文章が伝わるものになっているか添削してもらうこと

などで、そういった離見の見を大切にするためにチェックできます。

でも、常に舞台とも言える日常でチェックを毎回することは難しいので

伝えたいことが伝わっているかどうか?
そしてそれが一致しているか?
を意識してこそ
「お客様目線」で考えることが出来るようになるわけです。

自己満足では行けないわけですね。

これが

起業家としての

「離見の見」

なのでは?と感じながら本を読んでいました。

プロフィールについてもこれは同じです。

自分のことがわからない・・・

当たり前すぎて自分の強みを表現しにくい・・・

こういう時は

離見の見

で、第三者にチェックしてもらうことも忘れないようにしたいと思います。

自分で発信できる時代だからこそ、
自分が思っている自分と
他者から見た自分が
一致しているかを意識しながら、ツールを活用しながら定期的にチェックすることが大切です。

 

実際にはお客様が自分を見ているところを自分自身で見ることは出来ません。

ですが、自分がどうみられているかをきちんと把握して
表現することに気を配ることは出来ますよね。

これをビジネスに置き換えて考えてみても
同じことが言えるのではないでしょうか?

「我見」
セミナーでお話すること
SNSで情報発信すること

ここだけで満足して終わると
自己満足の世界になってしまう可能性もあります。

「離見」
セミナー受講している人から見た自分
SNSで発信したものを不特定多数の人に読まれている状態

でも、これは自分で知ろうとしない限り
お客様からのフィードバックがない限り
お客様が感じたことを
自分で知ることも出来ませんし、活かすことは出来ません。

「離見の見」
セミナーで話している自分をビデオで撮って見ること
お客様の声やアンケートをチェックすること
文章が伝わるものになっているか添削してもらうこと

伝えたいことが伝わっているかどうか?
そしてそれが一致しているか?
を意識してこそ
「お客様目線」で考えることが出来るようになるわけです。

起業家としても常にビジネスに対してもそれを伝える表現方法についても

「離見の見」

大切ですよね。

プロフィールについてもこれは同じです。

自分のことがわからない・・・

当たり前すぎて自分の強みを表現しにくい・・・

こういう時は

離見の見

で、第三者にチェックしてもらうことも忘れないようにしたいと思います。

自分で発信できる時代だからこそ、
自分が思っている自分と
他者から見た自分が
一致しているかを定期的にチェックすることが大切です。

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