言葉の伝える力・ルミネのCM&キャッチコピー考察
プロフィールコーチング®・肩書き診断士のすぎもとかおるです。
この春のルミネのスペシャルムービーがちょっとだけ話題になってYouTubeにあった動画も削除されたことはご存知ですか?
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このスペシャルムービーは、会社勤めの清楚な女性が主人公となっているストーリー仕立ての動画。
シリーズの第1話では、主人公が上司らしき人物にいきなり容姿をバカにされます。
さらに、カワイイ女性社員がもてはやされるのを横目に自信なさげな主人公に対し、
上司が「大丈夫だよ、需要が違うんだから」と吐き捨てます。
そして、主人公が「最近サボってた?」と自分のお洒落や美意識に疑問を持つところでストーリーは終わり、「変わりたい? 変わらなきゃ」というメッセージが打ち出されます。
一方の第2話は、居酒屋が舞台。
カワイイ女子社員がチヤホヤされているのを尻目に見ている主人公に対し、1人の若い男性社員が声を掛けてきます。
歴史好きという共通の趣味で打ち解けると、男性が「歴史が好きな人って美人が多いってホントですね……」とドギマギ。
思わぬ褒め言葉に慌てた女性は、ハイテンションになりつつ「自虐的」な返しでその場をごまかし、第1話と同じように「変わりたい? 変わらなきゃ」というメッセージが打ち出されます。
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問題になったのは1話のほうです。
「需要があるのか?」
というのが、差別的なのではという批判です。
ここでは、これが差別的かどうか?
ということを問題にするのではなく、言葉や表現の本質的なところを見るきっかけに考えていただければと思って書きました。
物事は、表裏一体という言葉もありますが、必ずとらえるアプローチによって表現も当然変わるわけです。
本人は洒落のつもりで言っても相手は真に受けてしまう。
今回のルミネのCMも、ちょっとくすっと笑って「ある、ある」というような気持ち(共感)を呼ぶつもりだったのでしょう。
でも、ちょっとした表現の誤差によって、受け取る側の琴線に触れてしまったような感じですね。
私自身もこのCMの1話はあまり好きではありません。
そしてどちらかというと、「需要」がない側だったので(笑)、
若い頃に見たら絶対に「あ~私だ!」と思ったでしょう。
逆に2話のほうは現実に今起きていなくても、ファンタジーだったとしても、
「こういう展開があったら素敵だよなぁ」とイメージして、服を買いに行こうかな!って思うかもしれません。
でもルミネのCMやキャッチコピーには優れたもの、女心をくすぐる素敵なフレーズがたくさんあって、女性向けのサービスをしている方は読んでみると参考になるかもしれません。
女子なら誰もが共感してしまうルミネの広告という
個人的に好きなのはこれ。
試着室で思い出したら本物の恋だと思う。
20年くらい前に見ていたらきゅんとなっていたでしょうね(笑)
言葉や本当に表現は難しいですね。
でも難しいからこそ、誤解を生まないように魅力を伝える、改めて大事だと思っています。
言葉はパワーがあり、モチベーションを上げることにもなるし、ナイフのように傷つけてしまうこともある。
共感ポイントと反感を買ってしまうポイントというのは紙一重。
でも・・
あまり神経質になることはないと思うのですが、いつも私たちは向こうにいる誰かが見ていることを意識して発信していくことが大切なのではないかと思っています。
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