傾聴はあくまでもベースにあることでカウンセリングの目的ではない
プロフィールコーチング®のすぎもとかおるです。
長年カウンセリングやセッションをしていると、当たり前のように「傾聴が大事」と思って実践していました。
そして、キャリアコンサルタント養成講座に通っている時にも、「相手の話を聴けているか?」ということがとても大切で、試験でもチェックされる重要なこととして学び、対策を行ってきました。
でも、今更いうのもおかしいですが、傾聴というのは、カウンセリングやコンサルティングの目的ではないんですよね。
ベースとなる基本的な技能です。
色々と検索をして調べたり、本を読んで「傾聴って?」と思っている方は、こちらのサイトにとてもわかりやすくまとめています。
傾聴と言っても、辞書的な意味とカウンセリングなどで使われる意味、基本は同じでもとらえ方や傾聴による目的というのも若干異なっています。
話を熱心に耳を傾けて聞いていくことにより、相手を理解し、伝え返していくことで、クライアントが話しながら内省したり、見つめ直したりということから気付きが起きます。
ここが出来てこそ、カウンセリングやコンサルティングの成果も出やすいということになります。
ただ、キャリアコンサルティングを受ける人の中には
・締切が迫っている書類提出がある
・数日後に控えた面接がある
などと結果重視でなおかつそれを決められた時間で対応しなくてはならないこともあります。
ですから、傾聴をじっくりして自己理解や内省を促すことが十分にできないこともあります。
だからこそ書類を作ることを通して、面接の練習をすることを通して、その中から自己理解や気付きが得られるような時間にすることを意識していくことも大切なのではと思えるようになりました。
また話は若干飛びますが、結論を先送りすることも時には必要ということもあります。
(あまりに煮詰まっている場合や決断ができにくい時など)
時間をかければ良いというものでもありませんし、結果重視だけでもいけない・・・
この狭間でキャリアコンサルタントはコンサルティングを行っているのだと思います。
振り返って思うのは、私がセッションで鍛えられたなぁと感じた時期のこと。
3.11の後、たくさんの方にカラーセラピーや数秘&カラー®のセッションをさせていただいたときです。
毎日、午前午後何人もの方に、色や数秘を通してセッションをしていました。
気付いたり、腑に落ちると表情が変わる、進んで行こうとする勇気が湧いてくる。
そんな方たちと出会えることはとても楽しく、やりがいも感じることができました。
選んだ色を読み解くこと、数秘のメッセージを伝えることは重要ですが、その先にお客様の話をじっくりと聞きながら、お話してくださったことをしっかりと聴くことによって、気付きが得られるプロセスも共有することができました。
あの時に学んだことがたくさんあります。
体感したこともたくさんありました。
そのひとつひとつが自分の仕事として生きていると感じられることも多いです。
セッションは数稽古。
コーチングセッションも同じです。
どんな場合でも
今日が一番下手。
でも過去から見れば今日が一番良かった・・・かもしれない。
もっと磨いていこう、学んでいこう、ありがとうという気持ちで日々コンサルティングを行っています。
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