井の中の蛙大海を知らずの続き。

プロフィールコーチング®・キャリアコンサルタントのすぎもとかおるです。

井の中の蛙大海を知らず
という言葉がありますが、この続きがあるのをご存知ですか?

しかも日本人が付け足したということで、こちらにも詳細が紹介されています。

井の中の蛙大海を知らず
されど空の青さ(深さ)を知る

※後半部分は諸説あるようです。

これは、後で付けられたものだそうですが、外の世界は知らなくても、空の青さ、広さを知ることはできる、その人の世界観を深めることが出来るというようなことのたとえとしてとらえると、とても素敵だなと思うのです。

なぜなら蛙は大海を知らないままでも幸せなのか?
大海を知ったほうが幸せなのか?
と考えることがあったからです。

例えば、東京に憧れて上京する人は例えれば大海へ泳ぎ出ていきますが、それはそれで悩みもあれば楽しいこともあります。

逆に井の中の蛙として田舎にずっといて上京せずに暮らす人もいますが、大海を知らないけれど、想像して楽しむことも出来れば今の幸せを実感できるかもしれない。
または逆に大海に憧れを抱きつつ悶々と暮らすのか?
それぞれが何を幸せと思うかという基準は誰にもわからないのです。

だから外の世界を知ったほうが良いという人もいれば、知らないままでも幸せという人もいます。

これは誰かが押し付ける答えではなく、正解もないのです。

ガラスの仮面ネタが出てきて恐縮ですが、
「ふたりの王女」という演劇で亜弓さん演じるオリゲルドは
「アルディス、お願いよ!私に不幸を気づかせないで!私に愛を気づかせないで」と叫びます。

そして、「誰も信じない、誰も愛さない」と決心して生きることを選びます。

これは変わることが怖いから、本当のことに気づくのが怖いからとも言えます。

「変わりたいのです」
「困っています」

という時に本当に変わろうと思っている人はどのくらいいるのかなといつも思います。

変わりたい、変えたいと言って何年も同じような状態の人はもしかしたら変わることを心のどこかで拒否しているのかもしれません。

言葉は悪いですが、悩んでいて「困っている」「大変なの」と言っている状態のほうがラクだからです。

本当に変わろうとするなら行動も変えていく必要がありますし、変わることで自分が大変になるのを否定しているかもしれないのです。

こういうことを言うと「かおるさんのような人ばかりじゃないんですよ!」と言われたことがあります。

確かに私も「全部あなたが引き寄せたことよ」と言われると、キツイ時もあります。

ダメージを受けている時に言われたら、全部自分のせいだと頭ではわかっていてもそれは今は聞きたくないということだってありますから(笑)

でも、変わりたい、困っていると言い続けるだけで終わるより、そこで踏ん張って井の中の蛙であっても、大海に出ていく蛙であってもその人が本当に幸せになるための「選択」をして悩んでいる状態に甘んじない生き方をしていくことが出来たらいいんじゃないかなと思うのです。

空の深さ、青さを知るためには、大海に出て行かなくても、学んだり、その場で経験することも出来ます。

井の中の蛙大海を知らずという言葉の続きがたとえ後付けであったとしても、その言葉から何かを感じ取ることが出来れば、十分後付けの目的も果たされているのではないかと思うのです。

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