「新規ばかりに目を向けないで私のことを見てほしい」
プロフィールコーチング®肩書き診断士のすぎもとかおるです。
先日、個人的にショックなことがありました。
とある遠方の知り合い（Aさん）から連絡をもらいました。
「相談したいことがあるのです・・・
遠くだから客観的に見てくれるかなとか、
かおるさんもサロンをしているから
かおるさんならどう思うかなって。
今まで通っていたサロン（施術系）にもう行きたくないんです。
（中略）
私は単なるお客さんでマーケティングのこととかも
よく知らないんですけれど
【新規ばかりに目を向けないで私のほうを見てほしい】
こんな気持ちになるのっておかしいですか？」
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このAさんの話、読んでみて
あなたはどのようにお感じになりますか？
詳細は書けないので文面だけで判断するとなると難しいとは思うのですが。
話を聞いていくと
・オープン当初から何年（5年くらい）
・複数のことが重なって嫌になった。
・何年も通っていたので、通わなくなることに罪悪感がある。
ということでした。
更に詳しく話を伺ってみると
・施術がなんとなくしっくりこない。
（前はすごく楽になる実感があったのに）
・セラピストの嫌な一面を何度か見てしまった。
（考え方が合わない）
・大切にされていると感じられない。
（心がこもっていない気がする）
という話でした。
起業しているわけでもない、一人のお客様が
【新規ばかりに目を向けないで私のほうを見てほしい】
という心を叫びを近くの誰かに言えなくて、
私にぶつけてくる・・・
ここまでの気持ちになってしまった「何か」
って「何」でしょうか。
私はこの話を聞いて、
Aさんといろんな話をしたのですが
心の中では、すごく衝撃的でした。
それと同時に、
自分自身もそう思われるようなことをしていないか？
という自分への戒めのメッセージだとも受け止めました。
あなたはこんな経験ありませんか？
開店当初、すごくおいしいと評判だったお店が
数か月するとなんとなく味が落ちて
アルバイトもコロコロ変わっている。
お客さんも何となく減っているみたい・・・
そう思ってしばらくすると閉店していた・・・
というようなことが。
これと同じような段階をサロンの閉店も
たどっていくことがあります。
教室も、お話系のセッションをしている方も同様に、です。
最初はすごく良かったサロンが
だんだんと施術が雑になったり
サービス内容がコロコロ変わって
予約も対応もイマイチになり
そのうち行かなくなって
気づいたら空き店舗に・・・
飲食店とサロンでは話が若干違いますし、
サロンも店舗と自宅サロン、
店舗を持たないカウンセラーやコーチなどの
廃業や閉店の原因がこれ！
というような限定出来ることではなく
複数の要因が絡んでいることのほうが多いです。
でも、
このAさんの声は、閉店やお客様が離れていく
理由の一つとして
たどっていくプロセスは、
私たち、かたちのない商品・サービスを扱う側が
気を付けたい重要なメッセージが
含まれていると考えることが出来ます。
最初は誰でも頑張るんです。
ブログも、ホームページも、チラシも名刺も作って
イベントに出て
経理の帳簿を付けて
サロンでのセラピーをして・・・
やることはいっぱい！
気も張っている。
お客様もフレッシュな気持ちで来店してくださいます。
でも、だんだんと月日が経つと
どういう変化があるのか？
そのちょっとした変化をお客様は
「良くも悪くも」
敏感に肌で感じ取るものです。
非常にシビアでもあると思います。
今日のブログはあえてその原因や結論を今ここで出さずに
皆さんと一緒に考えてみたいと思って書きました。
詳細なやり取りはここでお伝えできないのが
もどかしいのですが、
この文面だけでも、いろんなとらえ方があるはずです。
きっとあなたが考えたこと、意見、感想
どれも正解であり、
間違いではないと思うのです。
考えてみること
これ自体が自分にとって「気づき」につながり
客観的に見直すきっかけになると思います。
このことについては、
私自身もいろいろと書きたいことがあるのですが、
あえて今日はここまでにしておきますね。
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この話は実はメルマガでシェアしたお話でした。
過去一番の反響をいただきました。
そのお話はまた改めて記事にしますね。
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