塾チラシ・家庭教師の先生にプロフィールマガジン
プロフィールコーチング(R)のすぎもとかおるです。
私はラブレターチラシの長谷川なみさんと一緒に立ち上げたなないろ★プロデュースとして、初めて会ったのに4回あった親近感と数年来の友人のような信頼感の構築のきっかけとなる「プロフィールマガジン」という販促物の制作やセミナーをしています。
これは長谷川なみさんの「ラブレターチラシ」というコンセプトと私が商標登録した「プロフィールコーチング(R)」のメソッドを融合したチラシでもない、パンフレットでもない、「人柄」を伝えるツールです。
このツールを商品化してセミナーや制作をしているわけですが、特に「形のない商品を売る人の」というところにこだわっています。
今日は私自身も特に思い入れのある教育業界について考えてみたいと思います。
もし、この記事をお読みの方で、塾を経営されていたり、プロの家庭教師をされている先生がいらっしゃいましたら、少しお時間を取ってお読みいただき、ご意見などもお聞かせいただければと思います。
先生は、ご自身の指導方法や熱意があるからこそ、塾の経営をされたり、独立してプロの指導者(家庭教師)となられたのではないでしょうか?
そして、もっと力になれるはずなのに、生徒の取りこぼしをしているような気がする・・・
もっと救えるはずの生徒さんたちの力になりたい!
という熱意をお持ちなのではないかと思います。
私自身は、私立大学の職員をしていた経験もあり、今子供たちが中学生と小学生ということもあり、教育への気持ちや関心はとてもあります。
またアロマや色彩心理の講師もしている関係で、仕事柄子育て支援や小学校などのPTA研修の講座もさせていただいていることから、教育業界の方とお会いすることも多いです。
その講座や打ち合わせの前後で、今の教育を取り巻く環境や現状についても伺うことがあります。
そして、プロフィールコーチングの仕事も、なないろ★プロデュースとしての活動もあるので、仕事柄チラシにも目を通すことは多いです。
折込で入ってくる塾関連のチラシには、○○大学○名合格!
という文字が躍っていたり
合格者の体験記が載っているものもあります。
私立学校や幼稚園のチラシも見たり、子どもたちがもらってくることもあります。
私が見てきた中でとても印象的だった広告があります。
ある新聞広告では、ある山梨では大手の進学塾が紙面の3分の1のスペースを使って、ある受験生が2014年の山梨の大雪と受験が重なったけれど難関を乗り越えて合格したというストーリーが事細かに書かれているものがありました。
また父親が亡くなって、忙しい母に反発しながらも辛い受験を乗り越えて最後は合格しては母への反抗は感謝の気持ちに変わったというものも紹介されていました。
(これらは正直読み物としても面白く支えた先生のあたたかさと本人の頑張りが伝わってきて脱帽しました)
また、時折、自宅に営業でかかってくる電話では
「家庭教師のお試し授業を受けてみませんか」
と勧められることもあります。
私自身が親としてその実績を見て「ここの塾に入れたい」と思うこともあったり、
電話の勧誘で親身になってくれた方に「体験授業を受けてみようか」という気持ちになることもあります。
ただ・・・プロフィールコーチとして考えると、ひとつの疑問が湧いてきます。
チラシの向こうにある現場は?
経営している方の創業した思いってどこにあるんだろう。
※こんなことを考える親御さんはあまりいないと思いますが・・・
少なくとも、塾を名前とか金額で比較する以外にどこかに
「指導している先生ってどんな先生なんだろう」
「どんな指導の仕方をしてくれるんだろう」
と思うことはあるはずです。
でも、この疑問にチラシは答えてくれている塾や家庭教師の営業は少ないな~と感じます。
また電話勧誘の家庭教師派遣も、電話をかけている方は営業スタッフで実際派遣されるの別の先生ですから、電話で感じが良くても実際の先生にお会いしてみるまで分かりません。
だから、体験入学があったりするわけですよね。
逆に考えてみたら
チラシにその答え、知りたい一部(どんな先生がどんな思いで指導に関わって言えるかなども含めて)のことであっても書いてあったらどうでしょうか?
よく「何を買うか」よりも「誰から買うか」が大切という言葉があります。
この商品は良いけれど、あの営業マンが嫌いだからと違うところへ行ってしまった経験はありませんか?
それと同じで、生徒に直接現場で関わる先生や塾長の思いが伝わったら、
「この先生にお願いしたい!」
という気持ちになるはずです。
ひとつの検討材料になるし、もしかしたら問い合わせの数も増えるかもしれません。
例えば大手の進学塾にはない「こだわり」の指導方法や生徒さんが感じている先生個人や教室の「魅力」がチラシに載っていたら・・・
創業の思いやプロフィールが書いてあったら・・・
家庭教師の先生本人の魅力が伝わる情報が事前にわかったら・・・
初対面という感じではなく、会った時には次の段階の話をすることも出来るのではないでしょうか。
親が一番気にするのは
「高いお金を出すのだから本当に子供に合った指導をしてくれて成績が上がるだろうか」
という1点です。
もう少し欲を言うと
「成績が上がるだけでなく、やる気が上がったり、勉強が楽しいと思ってもらえたら」
という思いもあります。
でも判断基準がわからないまま有名だからというブランドや授業料だけで決めたり、体験レッスンを受けたけれど結局決め手に欠けてしまって結果どこにも決められない・・・
ということも往々にしてあることです。
子どもの側からすると
「教室の雰囲気だったり、友達がいるかどうか」
ということも重要なポイントかもしれません。
が、事前に情報として塾の先生や塾の思いが伝えられたら、それを読む親がその思いに共感してくれて問い合わせにつながるかもしれないのです。
お客様目線は大切!
と言いますが、教育業界でもその視点は同じではないでしょうか。
東進ハイスクールは、私はメディアで伝えられているような部分しか知りませんが、先生がそれぞれの教え方もさることながらものすごくキャラが立っていて、個性的ですね。
あのくらいまでするのは極端ですが、
塾として家庭教師としての熱い思いやご自身のプロフィールを何かの形でお伝えしてみたらどうかとずっと考えてきました。
そこで、先日、長谷川なみさんとお世話になっている塾と家庭教師の両輪でお仕事されている先生にヒアリングさせていただきました。
塾や家庭教師としてお仕事をされている先生のお話は、現場の声でもあります。
とても勉強になる有意義な時間でした。
これは私の一方的な重いかもしれませんが、塾や家庭教師の先生にラブレターチラシやプロフィールコーチングがお役に立てばという思いがあります。
それは、例えば塾の経営や家庭教師の仕事は、どの業界とも同じで、ずっと集客をし続けなければならないものです。
受験が終われば次の学年・・・と永遠に募集し生徒さんを集めなければなりません。
ここまで読むと「自分を前面に出すなんて同業や独立したところからなんて思われるか」と思われる先生もいるかもしれません。
でも、その思いのベクトルをどうか「生徒の力になるため」というところへ向けてフォーカスしていただけたらと思うのです。
フォーカスすべきは、ライバルや誹謗中傷する人ではなく、先生の指導力や情熱を知らない「生徒」やその「保護者」だと思うのです。
そういう側面から見れば、集客の悩みから解放されて、本来集中するべき生徒の指導に時間を割けるようになれば、もっと生徒と関わっていけるようになり、自然と生徒が集まるようになるのでは・・・と考えるからです。
このブログを書いていて、自分の通った塾のことを思い出しました。
実は私・・・中学の時に4回塾を変わっています。
転塾するのは良くないと言われていますが、私自身はすごく考えて親にも相談して選んだり、塾のやむを得ない事情で変わったりということを経験しています。
時代は違うかもしれませんが、この経験をまた改めて書いてみたいと思います。
余談ですが・・・
町田のアフタヌーンティーのフルーツティーはとてもおいしかったです♡
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