【元旦から読書】「キャリアコンサルタント新能力要件」を読み解く
2021年になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
大晦日に届いた本を元旦から読んでいます。
キャリアコンサルタントになって3年が過ぎました。
プロフィールコーチングⓇも時代の流れやコロナ禍において、オンラインセッションが一般化されてきたことと重なり、口コミでご依頼が増えてきました。
大変ありがたいことです。
プロフィール作成を通して、人生やキャリアについて触れることもあります。
そんな時にはキャリアの理論を使ってお話を整理していくこともあります。
プロフィール+キャリアコンサルティング(カウンセリング)で、お一人お一人の軸と未来を明確にし、自分の進みたい方向へ進んでいくためのお手伝いをこれからもさせていただきたいと思います。
この本を読んでいて面白かったのが、コラム的に掲載されている「文芸作品にみる対話」。
吉本ばななの「キッチン」などをキャリアの視点から読み解いています。
改めて小説を読み直したくなりました。
また、多方面からの「読み解き」もとても勉強になります。
社会的意義、知識、技能、倫理と行動といった側面から正解のないキャリアコンサルティングをどう行っていくかについて考えるきっかけになります。
すべての理論を頭に入れて実践するのは難しいこともありますが、時々復習しながら使っていくことで定着していきますね。
忘れているものもあるので、思い出しつつ、活用していこうと思いました。
また、好きな理論、よく使う理論についてもあまり意識していなかったのですが、この本にそれについて考えるページもありましたので、一度立ち止まって、本に書かれてある質問に答えるために考えてみる時間も必要だと感じました。
これからキャリアコンサルタントを目指す方、資格を取得したばかりの方にもおすすめですし、資格取得後数年が経過している方が読んでも新たな学びになると思います。