国家資格キャリアコンサルタント学科試験勉強法②~使った問題&ツール~

【お断り】
2017年にアップしていた記事を一時期、noteに移行していましたが、キャリアコンサルタントとして5年が経過し、情報も古くなっている部分もあり、有料記事を無料にして、再度こちらに掲載することといたしました。

国家資格キャリアコンサルタントの学科試験のコツは通常の勉強と同じで
・とにかく問題を繰り返しやること
・間違ったところをくり返しわかるまで確認すること
・毎日学科関連の何かにとりあえず5分でいいので触れること
この繰り返しで100%回答できることを目指すという勉強法を以前ご紹介しました。

ではどんなツールを使えばよいでしょうか?

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

・学科試験の過去問題(過去3回分がサイトに載っています)
→プリントアウトしてノートに回答を書いて最低3回は解く。
50問が過去3回だと150問の問題を解くことになります。
これでオール100点を取ることは結構難しいです。

50問は4択で選ぶので、200センテンスを読むことになります。
これを3回繰り返すと600センテンスを読み込むことになります。

これだけ選択肢があるということは、出題に関しても幅広く出るということでもあります。

過去問はヒントの宝庫です。

あれこれ手を出さずまずは過去問を3回以上やりましょう。
私も3回やりました。

みんなで合格☆キャリアコンサルタント

<追記>
言わずと知れた誰もが一度は見るサイトです。
学びたい内容が網羅されています。
一問一答はかなり使い倒しました。
私が受験の時にはなかったのです、「みん合プラス」といった有料会員の制度も出来たので、より効率よく勉強できるようになっています。

このサイトを管理されている原田先生は、とてもやさしくて素敵な方です。

誕生秘話が動画で紹介されています。
良かったら見てみてください。

・アプリ版キャリアコンサルティング技能検定
~学科試験科目及び範囲別 精選問題解説(有料)
※お使いのスマホでアプリ検索して見てください。

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平成24年25年の問題なので、法律的なことや施策などは変わっていますし
若干古さを感じます。

ですが、その他キャリアコンサルタントとしての倫理や理論的なことは普遍的ですので、これを隙間時間に活用しました。

何より、勉強時間が自動的に記録されたり、順位が出るので励みになります。(最高75位まで行きました)

合計200問が出題されているので、これも100点を取るにはかなり回数を重ねないと不可能です。
私は呑み込みが悪いので、最初は60点以下しか取れず、愕然としました。
ですが、ひたすら隙間時間に解いてくり返し、5回くらいやって95点くらいになりました。

なぜか同じ問題を間違った回答をしていたのは、もともとが間違って覚えていたからだ!
と気づいたのも、くりかえしやったからでした。(思い込みは怖いです)

解説が詳しいので、これを読むだけでもかなり知識的には得られるものが多かったです。

また、ちゃんとした試験勉強(机に向かって)ができない時に寝る前の数分程度でも、数問解いたり、電車の中やちょっとした休憩時間にも何度もアプリを開いて数問でも取り組むことを意識しました。
やった感があるので、精神衛生上も「今日も何も出来なかった」というネガティブな気持ちにならずに済みました。

また問題に取り組んだ時の時間や順位が出るだけでなく、弱点克服のための間違えた問題などもチェックできる仕組みになっているので、苦手なところが客観的にわかり、繰り返し練習できますしモチベーションを維持するのにもとても良かったです。

養成講座のクラスメイトにも勧めたら、これと基本的な本だけで第6回合格できた!と報告をもらいました。

・「別冊キャリアの赤本

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第二版が出たのが2017年8月の試験の直前でしたので
急いで購入して仕上げに解きました。

一問一答形式で、単元ごとに分かれているので
苦手なところや学習のチェックにも役立ちました。
これは2回全部の問題を繰り返しやってみました。

ただ、4択から選ぶということができないので、確認するというイメージでとらえると良いと思います。
(基本4択から正解を選ぶということに慣れておいたほうが断然良い)

この情報は、参加している勉強会の方から教えていただいたので大変助かりました。

勉強会に参加していなければ、知ることはできませんでしたので、こうしたつながりの持てる場は試験勉強をするうえで、実技だけでなく学科にも役立ちます。

選択肢や問題であやふやなところを確認する!
問題を何度も解いていると、
同じ問題で必ず間違えたり、
覚えたはずなのに同じ間違いをしていることや
苦手な出題の傾向が見えてきます。

それがわかったら、参考資料に戻ってどこに書いてあるかを探しました。

<追記>
4択問題の本も出ていますので、問題文と選択形式に慣れたい方はこちらの本を参考にしてください。

参考資料は、
みんなで合格キャリアコンサルタント試験の教材ガイドに一覧が載っています。

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参考文献は押さえておいたほうが良いですが、たくさん持っていても読み切れません。

それなら、必要最低限の本を持ち、厚労省のサイトなどをこまめにチェックしておいたほうが良いです。

キャリアの心理学」「キャリアカウンセリング」などの本は前から持っていたので、これも合間に読みました。
最初わからなかった内容も講座に通って学んだらすらすらと読めるようになりました(笑)

木村先生の本「キャリアコンサルティング理論と実際4訂版」は講座受講中に購入しました。

現在は「キャリアコンサルティング理論と実際5訂版」が出ていますので、最新のものを購入することをおススメします。(2020年12月追記)


大切な内容が書いてあるのでとても重要な本ですが、何度読んでも眠くなってしまい(すみません)
熟読・通読するのではなく、試験問題から関連しているところを拾い読みすることに切り替えました。

また、第4回でノーマークだった資料
(みんなで合格キャリアコンサルタント試験サイトでは通称ジルと呼ばれている)
職業相談場面におけるキャリア理論及び カウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査(労働政策研究・研修機構)
を印刷して読んでみました。

ただ、第8回の試験では出なかったということなので、これだけを押さえておくのは危険です。

無料の資料で便利と思いきや枚数も多く、A4なのでかさばり、持ち歩きに不便です。

インク代も手間もかかるため、プリントアウトせず、購入したほうが良いかもしれません。

内容はとても読みやすいので、知識の定着のため、復習にもおすすめです。

統計資料や厚労省のHP
出題問題からどこにあるかをネットで探してみると結構大変な作業ではありますが、概要というページで大枠をとらえて統計資料のまとめを何度か読んで、調査での結果をイメージして数字をとらえると良いと思います。

みんなで合格キャリアコンサルタント試験の過去問徹底解説からひとつひとつ確認すると、面倒な作業ではありますが、かなり自信がつくと思います。

最後の仕上げ
赤本と共に
みんなで合格キャリアコンサルタント試験の一問一答
がとても役に立ちました。

統計は全部を読み込むことは不可能です。

なので、一問一答を中心に、その調査の意味と結果を理解しておいたので
試験の時に、選択肢で迷ったものも消去法にしていくと答えが導き出せたものもありました。

上記を繰り返していくと、
「あれはこのあたりに載っていたな~」
「この出題はここから出ているに違いない」
というような見立てが出来るようになってきます。
(通学講座のテキストで分からないところを調べるとより鮮明に理解できました)

現在はみん合の有料版(会員制)も出来たので、こちらを利用されるのも良いのではないでしょうか?

実は講座を修了した後にまだ試験が先だから・・・と第4回の試験の前にみんなで合格キャリアコンサルタント試験の楽習ノートを写経するようにノートに一通り書き写しました。

大変な作業でしたが、まとめることで知識が定着しました。

でもこれは効率的ではないのでおススメしません・・・

噂で聞いている方もいると思いますが、
「キャリアの理論だけをとりあえず固めればなんとかなる!」
と言われていたのは過去のことです。

私の勝手な感想ですが、今後も統計や法律など、基本的な知識が広く、そして深く問われることに変わりはないだろうと思います。

もしかしたら、どんどん難しくなるかもしれませんし、法律も改正されていくのでそうしたチェックも怠らないことが必要だと思います。

第5回を受験して合格してみて感じたのは、悔しい思いはしたけれど、第4回の難問の衝撃を受けておいて良かった!ということでした。

あの衝撃があったから、勉強に対する姿勢も変わり、難しい用語へのアレルギー反応は少なくなり、常識的な答えを導く力も付いてきました。

そして、結果的にニュースなどを見ても、キャリアコンサルティング関連の記事が読みやすくなりその先に合格という結果がもたらされました。

試験に合格したから終わりではなく、今後も試験に関する情報や資料を更新していけたらと思います。

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