プチ起業の原点はお習字とバレエの先生

大切なのは「変わる」ことの前に「わかる」こと。
プロフィールコーチングのすぎもとかおるです。

起業ブームと言われる中、起業そのもの以外にもいろんな働き方があるということもクローズアップされていますね

このブログをお読みの皆さんは、きっと起業ということをイメージした先輩がいると思うのですが、女性に限らず、どんな人を目指したいと思われましたか?

私は、突き詰めてさかのぼるとひとつの起業のモデルに触れたのは小学校の頃に習い事をしていた時の「先生」でした。

当時団地に住んでいましたが、近くに集会所があって食の細かった私(幼稚園の頃)を心配して母がバレエに連れていき
そこから小学校6年生まで通いました。

また同じ場所でお習字もやっていたので、6年間お習字も習いました。

この二人の先生は、当時同じような団地に住む母と同じくらいの「ママ先生」でした。

お月謝はリーズナブルで通いやすく、生徒さんもたくさんいました。

この頃、子どももたくさん団地にはいてそれなりにニーズもあったからだとは思うのですが
ネットもなく、特にチラシを配るということもなくこれだけ子供たちが集まっていたということは
今考えるとすごいことだなと思うのです。

先生も子供を育てながら夕方の母親が一番忙しい時間帯に仕事をしていたと思うと、すごいなぁと思わざるを得ません。

更にすごいのは、私が習い事を卒業してもずっと同じ場所でその先生方が教室を続けていたこと。

2年ほど前、私の妹が家族でイギリスに駐在して生活していたのですが、
何か日本のアクティビティをする、ということで
子どもの頃に習っていた書道を思い出し現地で子供たちや保護者に体験してもらったそうです。

その話を聞いた母が偶然何十年ぶりかに書道の先生にバス停で会って
「教室を続けていらっしゃるのですか?」
と聞くと
「年を取ったので今では細々とですが続けているんですよ」
とおっしゃったそうで、
妹の話を伝えたらとても喜んでいたとのこと。

書道やバレエに限らず、
茶道、華道、お琴、ピアノの先生などのお稽古事の先生は
スキル(芸)を磨いて
生徒さんに教えるというひとつの「働き方」のスタイルでもあるわけです。

「芸は身を助く」

という言葉があります。

まさに習い事の先生はその言葉通りですし、更に妹は、子どもの頃に習った習字が時を経て思わぬ形で外国で役に立ったという文字通り芸に助けられた一人でもあります。

皆さんの中にある「起業の原点」になるようなモデルはいらっしゃいますか?

親戚の方で事業をしていた方や近所の商店、行商に来ていた人など。

いろんな個人事業者がいたと思います。

その方たちがあなたに与えた影響って何かありましたか?

言われた言葉や教えてもらったことなど・・・。

ぜひこの機会に思い出してみてくださいね!

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