自分の気持ちにしっくりとくる言葉選びを。
私が長く関わってきたカウンセリングの理論の中である先生が言われていたことが今でも自分の仕事に生きていると感じています。
「自分の感情や欲求を言葉にできると心が落ち着く」
こういう感覚になることがまずは大切だと。
ただこれがなかなか一人だと難しいな~と感じます。
単なる言葉探しではないのですが、でも自分の気持ちにしっくりくる言葉に出会い、そういう自分の感情や欲求がここにはあったのだと自覚できることは、大切な感覚なのではと思います。
私がプロフィールコーチング🄬などでプロフィール添削をする際にもその点を注意して聞いていくことを意識しています。
それは、
「自分の気持ちにぴったりとくる言葉ですか?」
「言いたいことを表現できていますか?」
「言い足りないこと、思いついたけれど忘れていたことや言っていないことはありますか?」
まずは自分で表現できた!という実感が得られるのが最初のゴールです。
なので、書いてきたプロフィールや告知の文章、志望動機なども含めて書き言葉でまとめたものをもとにお話を聞いていくと、そのお話しされていることに一番言いたいことが含まれていることも多いと感じています。
その部分にフォーカスして書き直してみたうえで
お客様に響く言葉になっているのか?
伝える際に熱意として表すことが出来ているか?
といったことも確認して、多角的に見ていくことで完成に近づいていきます。
「私が疑問に思うことは他の誰かも同じように聞いてみたいことなのかもしれません」ともお伝えしています。
自分の中で当たり前になっていることが他の人にはわからないということもよくあります。
またずっと考えて書き直したりしているとだんだんとわからなくなるということもあります。
だからこそ、第三者が問いかけることで少しクールダウンして、自分の表現を客観的にとらえ直すこそができる、それがコーチやキャリアコンサルタントの役目のひとつだとも思っています。
当然のことながら、語彙力は結構大切です。
お伝えする側としても、「これはこんな言葉が近いですか?」
と提案するためでもあります。
もし、自分の言葉にぽピッタリとくるものを見つけたい!と思い、セルフワークで取り組む際は、類義語を調べたり、一つのものから連想する言葉を考えていったり、ゲームの感覚で日々やってみると、少しずつ言葉も増えていくでしょう。
また、今の感情を言葉にするとしたら?
と自分に問いかけてみてもよいと思います。
イライラなのか、不安なのか?
不満なのか?腹立たしさなのか?
嬉しさ、楽しさ、わくわく、安堵といった感じなのか?
そこにどんな欲求があったのかについても思いめぐらしてみると、すっきりすることもあります。
また、人から言われた言葉で、ハッとしたことがある方もいると思います。
そのくらい投げかけられた言葉の影響が大きいこともあります。
だからこそ、言葉選びは慎重に、更に語彙力も増やしていくことで、自分の思いや感情にぴったりとくる表現が出来るようになります。
それはきっと人の話を聞くときのスキルとしても生かすことが出来ます。
自分にしっくりくる言葉を見つけていくこと、そして話を聞くときにもこの人の言いたいことはこれなのかな?とていねいになぞるように言葉を拾っていくと、コミュニケーションが変わって来るかもしれません。
ちなみに私は、カラーセラピーを学び、そこで色のキーワードの広げ方を身に着けることが出来るようになっていきました。
またアロマアナリーゼで精油のプロフィール作りをしていくと、そこからどんなメッセージをキーワードとして伝えられるかといったコツがわかってきて、これもセッションに役立っていると感じています。
最後は宣伝になってしまいますが・・・
プロフィールで自分を表現し、伝えたい方、就活や転職活動などで書類、面接対策などにお困りの方は個人セッションも行っていますのでお気軽にご連絡ください。