まちづくりとスモールビジネスとプロフィール
「軸」を「価値」に変えて本質に出会うプロフィールコーチング(R)
魅力が伝わるプロフィールの作り方のすぎもとかおるです。
6月3日に、ぴゅあ富士で開催された小商いセミナーというものに参加してきました。
地域に根差したスモールビジネスを始めたい方にとってはまさに必要な内容だと参加して感じました。
9月から3ヶ月にわたってぴゅあ富士で私らしい起業スタ
甲斐先生は都留文科大学の先生でもあり、学生にまちづくりについての講義などもされていらっしゃるだけでなく、実際に都内などでのまちづくりと住まい、コミュニティー作りなどのコンサルティングもされていらっしゃる先生です。
先生のお話の中でまず出てきた質問がこれ。
もし、生きていくとしたらどちらが良いですか?
A:逃亡者として自分の過去を隠して知らない街で生きていく。
B:記憶喪失で過去のことは何も思い出せないが周囲の人が優しくしてくれる。
この究極の質問にどちらを選んでどう思って選んだかをグループで話し合いました。
あなたは、どちらを選びますか?
この解説はこのブログ記事の一番下で!!!
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今の時代地域社会の崩壊などと言われて久しいですが、同時に地方創生というキーワードで様々な事業が行われていたりします。
地域で起業する若者も増えてきたり、若い人が田舎暮らしを求めてきたりする時代ですが、昔に生活を戻すことは当然できません。
ネットもある中で、地域でどうやってコミュニティーを形成していくか?
というときのキーワードがあるそうです。
その主な理由としては、
便利になるとつながりが煩わしくなる。
ということがあります。
昔は依存型共生(お互いに頼りながら地域で生きてきた)
今は自立型孤独(特にお互い頼らなくても生きていけるが孤独)
でもこれからは便利さを活用しながらつながりを大切にす
自立型共生
の時代だと先生はおっしゃっていました。
まずはやってみたいことを主体的にやりながらつながりを
これって、起業した私たちにも言えることだと思いませんか?
起業は何も孤独に仕事するということではないですよね。
自分のビジネスを確立しながら、他者(他社)と関わり、同業、異業種問わず、関わり合いを持ちながら、共生していく。
これって理想的な在り方だと思うんです。
ただ、やはり理想と現実のギャップはありますし、地域特有・業界特有の流儀みたいなものもあります。
そこを乗り越えてアイデアがかたちになったら本当に素敵ですね。
最後に参加者の皆さんと交流をしたのですが、皆さんそれぞれに何かを始めたいとか過去にしたことがあるけれどお休みしているとか、いろんな立場の方がいらっしゃっていました。
私は県外から嫁いできたので地元のことはまだ良く知らないこともあります。
でも、私は思うんです。
たとえ、かたちになったとしても、それがお客様目線で見ることが出来るか?
が大切ではないかなと。
自分が作りたいもの、やりたいビジネスを作るのは簡単です。
これ、作ったら売れるだろうな♪
こんなサービスをしたらニーズがありそうだ。
喜んでほしい!
その思いもとても大切です。
すべてはそこから始まるわけですから。
でも、その商品がお客様のニーズと合致するか?
というリサーチこそが大切なのではということです。
地方創生とスモールビジネスの相性も良いこともあって、みんな地域活性というと
道の駅・・・
特産品を使った加工品・・・
ゆるキャラ・・・
なんとなく、こういったものが多いのではないでしょうか?
作れば売れるという幻想を抱いていないでしょうか?
予算を取って、県外からの移住者を募って費用を負担したりすることは
新しい風穴を開けるという点では素晴らしい発想ですが、
もっと地元の人材を活用するというところにもエネルギーを注いでほしいと思うのは私だけでしょうか?
ハコモノ行政で作っただけで満足したり
タテマエでは良いことを言っていても
実は、政治に興味があるというよりも
地位や名誉、収入のためじゃないかというような利権議員
もう引退したほうが良いような高齢の議員が
議会を牛耳っていたりして
それを選んでいるのも市民なのですが
地域の活性化って成り立つのでしょうか?
と熱く語るのはこのあたりにして。
私も実は各地のゆるキャラも見たりするのが結構好きだったりします(笑)
お土産でもらったりすると、そのゆるキャラの由来を調べちゃったりします。
地元のものを利用した「何か」が出来たらいいなとも考え、昔ちらっと関わった経験もあります。
そんなことから、この方の執筆した記事を最初から読んでみると、とても勉強になりました。
成功例、失敗例いろいろあるんだろうな・・・と。
そして、もっといろんな方の意見も知る必要はありますが。
やっぱり、良い商品であることは前提で、リサーチありき、マーケティングありきだということが良く分かりますし、地元にもっと大切なことっていっぱいあるよなぁと考えます。
地方創生のリアル(木下斉)
↓↓
http://toyokeizai.net/category/chihou-real
私が考える(妄想する)地方創生は、アプローチは違うみたい(笑)ということだけがわかって、それを地方創生とは言わないこともぼんやりとわかりました。
私がやりたいことは、やっぱり地域の人材は地域で育てようという「地産地育」です。
※私が勝手に作った造語で、地産池消を文字っています。
都留市には、都留文科大学という大学があります。
学生が関わるまちづくりに取り組んでいるケースも多く、シェアハウスなども数件出来ていたり、以前はカフェをしたりということもありました。
これは、地域の人にとっても良いカンフル剤になります。
ただ、問題は継続が難しいということです。
学生は4年で卒業してしまいます。
地域に住み続けるという選択をする人もいるようですが、やはり都留からどこかへいずれは出ていくか、故郷へ帰ってしまうという人が圧倒的に多い。
人口3万人に満たないまちで、3000人の学生がいるのが都留市です。
やはり住んでいる市民のちからが学生と良いつながりを持ちながら、その後を変えていくとも言えるでしょう。
だからこそ、地域で生まれて育った子供たちから私は始められたらいいんじゃないかなと思っています。
だって、この子たちにとっては、都留がまぎれもなく故郷だからです。
※私が職業体験に取り組んでいるのもそんな思いが込められています。
プロフィールと話が少しずれているかもしれませんが、起業家で地域に密着しているお仕事だったりするとその地域のことに目を向けてみると新たな発想も出て来るかもしれません。
そんな意味でもお読みいただけたらと思います。
さて。
冒頭の質問の答えですが、これでわかるのは「アイデンティティー」
そして「他の人との関係性」へのとらえ方。
A:過去を隠してまでも知らない街で「自分」を貫いて生きるのか?
B:記憶を失った「自分」のままでも良くしてくれる人に囲まれて生きるのか?
ここに価値観も現れてくるわけです。
このこたえに良い悪いはありません。
ちなみに私は、「自分」を隠して生きることは到底できないと思い、記憶をなくしても幸せに衣食住にも不自由なく暮らせるならBがいいかなと思ったのでした。
若い頃だったらもしかしたらAを選んでいたかもしれません。
あなたは、どちらを選びましたか?
人は、一人では生きていけません。
当然ですが、誰かと関わりながらその町の中で生きていきます。
コミュニティーの中で生きていく中で、自分の考えるビジネスをやっていくというのも視点としてはこれからの時代の「共存型自立」につながって行くのかなと思っています。
そして、やっぱり、ふるさとへの「愛」
この土地にご縁があったからこその「愛」
みんな良くしたいと思ってやっていることだから、アプローチはそれぞれに違っていても、目指すところは同じ。
すべてはこれに尽きるんじゃないかな?
と思う私です。
ざっくりとまとめすぎちゃいましたが本音です!
長い文章をお読みいただきありがとうございます<(_ _)>
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