その後の成長を共有できるということ

今年も新入社員研修の仕事が4月の初旬にありました。

研修の仕事は毎年基本を押さえながら内容をブラッシュアップして、時代に合わせた内容で行っています。

3月は学生の就活の相談でキャリアコンサルティング尽くしの日々だったため、学生から社会人へと意識を切り替えるのが研修の大きな意味でもあることを再確認して、準備が出来たように思います。

毎年、集まった新入社員の方たちの傾向というのがあります。

また、私の研修の特徴なのかもしれませんが、アイスブレイクがスムーズに行くからか、早い段階でそれぞれの個性が爆発します。

逆に言えば、もう少し緊張感を持った内容にしないといけないような気もしているので、外部講師だからこそ出来る客観視したひとりひとりの個性や組織になじむためのトレーニングを意識しようと考えて作りました。

研修は順調に進みましたが、ランチタイムの時に他の講師の方と、
「昨年担当した方たちはどんなふうにその後活躍しているかな?」という話になりました。

ランチを終え、午後の研修へ戻る際、エレベーターの扉が開いたら噂していた社員の方と遭遇!

「今、○○さんのうわさをしていたところでした」
とお伝えしたその方は、貫禄も出て立派な組織人として成長し、頑張っている様子でした。

「配属が正式に○○になって、午後からも○○の仕事を急いでしなくてはならないんです」
そんな風に話をしてくれました。

仕事で一番やりがいを感じるのは、こういった瞬間です。

継続的にひとりひとりの成長をサポートし、応援できる、分かち合える、この仕事に誇りをもってこれからもコーチとして、キャリアコンサルタントとして頑張っていこうと思えた再会でした。

===

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。