表のテーマ×裏テーマで自分の気持ちに気づくと楽になる

プロフィールコーチング®・キャリアコンサルタントのすぎもとかおるです。

キャリアコンサルティングでは、相談内容を話す時にクライアントが言っている内容が表向きのテーマ（タテマエ）で話し始めることは結構あるのではないかと思っています。

表向きのテーマは話しやすいこと。
裏のテーマは話しづらいこと。

ということが多いと体感で言っていますが、相談業務に携わっている方はどのように感じていらっしゃるでしょうか？

もちろん無理に蓋を開けるようなことはしませんが、表のテーマでずっと話して不完全燃焼するよりは、核心に迫っていったほうが話しているご本人もスッキリします。

なので、裏テーマが浮上してくると面談は変化していくことが多いと感じています。

例えば、起業のコンサルティングはほとんどが悩み相談・人生相談だとおっしゃっている方がいらっしゃいますが、そうなのです。

「表のテーマ＝起業したい」
「裏テーマ＝（例えば）プライベートな悩み」

というように、表向きの理由を述べながら、裏の悩みに気づくことはそれだけでスッキリすることもあるのです。

過去の私もそうでした。

アロマの資格を取ったから、子どもに手作り石けんが良かったから教室などをしたい！

という思いは本当にそう感じていましたので、事実。

でもその奥に「子育てだけじゃなく、やりがいを見つけたい。収入も得たい」という気持ちがありました。

そして何より反対した夫を納得させたい、認めてほしいという承認欲求の塊でした(笑)

ここに気づくことが出来たらすごく楽になったのです。

悩んでいることはごちゃごちゃしているので、何に悩んでいるのかがわからなくなって更なる悩みを生み出していることもあります。

まずは何に悩んでいるのか？迷っているのかがわかるだけでも、整理していく価値はあります。

ひょっとしたら「好きを仕事に」という思いにも何か隠れているかも？

そして整理した後、本当に望むことをやっていくためにはどうしたらいいかを考えていくことが出来るようになります。

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