集客のための行動に起きがちな「発作」を乗り切る方法

 

プロフィールコーチング®肩書き診断士のすぎもとかおるです。

コーチングセッションや起業塾をしていて自分の起業したての頃を思い出すことがあります。

私自身も最初の頃よくブレていたな~と。

せっかく決めたポジションやターゲットをまた変えたくなったりする・・・

それが定期的にやってくる病気みたいなもので、良くコロコロあれこれ変えていました。

今でもそういう「発作」に襲われることがあります。

そんな風に変えたくなる時は「迷っている」サイン!です。

その「発作」が通り過ぎるのをじっと耐えて待つか、やはり変えようと思って変えるか?

見極めは難しいのですが、3か月以内でしたら間違いなく「発作」です。

この発作はとてもやっかいです。

集客するためにいろんな行動を取りますよね?

チラシを作ったり、ポスティングしたり、ブログを書いたり、名刺を作ったり。

こういう行動の中で替えたくなるときは特に要注意です。

・やっぱりターゲットが違うんじゃないか?
(最近30代女性が多いから50代女性はやめて変えちゃおうかな)

・このメニューが続いたからこれをメインに売ろうかな?
(数か月後に売れなくなるとまた変える)

・こういう悩みを聞いたからこれを打ち出してみよう!

 

もちろん、お客様の声や求めていることを取り入れることは大切です。

 

ラブレターチラシコンサルタントの長谷川なみさんも

「チラシはテストのくり返し」

と言っています。

反応がなかったら改善することは大切ですし

考えてばかりだと何も進まないので

走りながら考える

ことはとても大切です。

でも、自分のしたいことや提供出来ること、プロフィールで書いてある一貫したメッセージを置き去りにして、100人のお客様がそれぞれに言っていることをひとつひとつ聞いて合わせていたら、どうなるでしょうか。

お客様の意見を取り入れるのは「合わせること」「迎合すること」とはまったく異なる概念です。

集客するという目的のためにターゲットやペルソナを設定して行動しているはずのに、
お客様が集まらないからと、ころころといろいろ変えて集客行動を頑張ろうとするとどうなるでしょうか?
その行動自体がゴールのようになって、この行動をすることが生きがいのようになってしまう。

これはとても危険なことです。

結果的に、本当に自分がしたいことやお客様が欲していることがわからなくなり、見失ってしまいます。

「優れたマーケティングはセールスを不要にする」(ピーター・F・ドラッカー)

という名言があります。

セールスを不要にする優れたマーケティングを構築するための土台となるのがプロフィールでもあるのです。

そこがブレないように気を付けながら、「発作」に気を付けて、集客するための行動をしていけたらいいですね。

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